11月20日(土)に垂水勤労市民センター レバンテホールで「おやじ元気サミットin神戸」が開催し
ました。おやじ元気サミットのリレー開催の第3回目で地域子育て講座の一部として、神戸常盤大学
短期大学部准教授の 小﨑 恭弘氏をコーディネーターに迎え「10年後の親子の関わりを考える。
~今父親のすべきこと。」をテーマに5名のおやじの会活動者と3名のPTAに携わるお母さん方を
パネリストに熱っつつーい話し合いが行われました。
★★「おやじ元気サミットin神戸」の詳細★★
●開催日時 平成22年11月20日(土) 11:05~12:30
●開催場所 垂水勤労市民センター レバンテホール
●参 加 者 60名
●供 催 垂水父親連、ひょうごおやじネットワーク、劇団自由人、(財)神戸いきいき勤労財団
垂水勤労市民センター、兵庫県、神戸市
●後 援 垂水区小学校PTA連合会、神戸市教育委員会
●パネルディスカッション
テーマ『10年後の親子の関わりを考える。~今、父親のすべきこと。~』
コーディネーター 小﨑 恭弘氏 (神戸常盤大学短期大学部 准教授)
パネリスト 森永 速男氏 (舞子小おやじの会)
神原 学 氏 (舞子小おやじの会)
谷本 明 氏 (東舞子小”ひがまい”)
貴村 和弘氏 (霞ヶ丘”げんこつ”)
黒田 賢治氏 (網干おやじ塾)
佐々木真由美氏 (高丸小学校PTA)
今関 明子氏 (本多聞小学校PTA)
藤井 真澄氏 (小束山小学校PTA)
今年はマスコミや各メディアで「父親の育児」ということを目にする。
従来子育てはしんどい、むずかしいものと考え、ママ一人が不安になっていた。
しかし、地域を含め大勢で子どもを育てて行く必要性にようやく男性が気づいたいま、10年後の親子の関わりを考える。
子育ては子どもが30才まで続く。
●子どもが出来るだけ小さいうちに、夫婦、家族で子育ての方針を話し合って、その家の子育て文化を作ることが大事!
●子どもは一人で育てるより多くの人間がかかわった方がよい。
●子育てには母性(優しさ、無条件な包容力)父性(強さ、行動などを止める力)二つの力がないと、社会性、道徳心が育たない。
(※必ず母親が母性、父親が父性とは限らない。)
●周りの大人が条件付きで子どもを愛する→子どもは条件付きの自分しかあいせなくなる。
(勉強が出来る自分など…)
●子育ての最終目標→子どもの自立(親離れ、子離れ)
●最近の傾向→多様な環境の中で子育てすることが大事。父親が子育てにかかわることで母親と違う
環境を子どもに与えることができ、社会の中で柔軟さが育つ。
●親がなくても子が育つと言われた時代があったが、まわりにたくさん人がいたが、今は違う。
これからは、口うるさく怒ってくれる人や、やんちゃな子どもを受け止めてくれる地域社会が必要。
●先輩から子どもは思うように育たないが、心配するようにも育たないと言われたがそのとおりである。
●神原 学(舞子小おやじの会)
森永さんを中心に3年前から活動している。
おやじだけでは無理ということで、地域の子供会と活動している。
今は月1回のイベントをしている。例えばハイキング、バス旅行、キャンプ、餅つきなど…
日頃は子供会のお母さんが下準備をしてくれるので、当日はお父さんや、少ないメンバー(だいたい
5人位)で子どもたちと半日過ごしている。
自分が参加したきっかけは→上の子どもが1年の時キャンプに参加し、その説明会に参加したら他の
方は慣れた方が多く、質問しようと残っていたらメンバーになっていた。
●谷本 明(東舞子小”ひがまい”)
6年前から活動が始まり、代表になってからは3年目である。登録は30名、活動は約10名。
活動の動機は父親だけで何かをして皆で子どもたちを守ろう。
そのためには地域の力が必要であると思い、積極的に地域の活動に参加してきた。
主な活動は、チャンバラ、おやじ焼きそばなど背中を見せる活動を行ってきた。
自分が活動をスタートしたきっかけは→3人目の子どもが小学校入学の時不安があり、何かできる
こと?を探しておやじの会があることを知り参加しました。
●貴村 和弘(霞ヶ丘”げんこつ”)
活動が始まってまだ3年目である。名前は「霞ヶ丘“げんこつ”」で小学校と付いていないのは、PTA
ではなく、地域活動から始めたからです。
登録は30名、活動は10名弱です。
いろいろな活動をやりたいが、皆サラリーマンのため、季節ごと年4回の活動を行っています。
・子どもから年配の方まで参加する地域運動会、夏祭り、餅つき、校区内のスタンプラリー等。
もともと餅つきは年配の方々がしていたが、しんどいと言うことで協力している。
●PTA活動や事務的なことは女性でも出来るが、新しいこと、大きな楽しいことおもしろい事をして
ほしい。
●おやじの会の活動をどのように職場で話しているか?また、行事に参加すると、PTAに引き込まれ
るという警戒感はあるのか?
→職場では若干におわすだけで積極的には言わない。
→あまり会社には言わないが、休む事もあるので少し大げさに言うこともある。PTAに誘われると言う
警戒はある。PTA活動もなかなか大変なので心が揺れる。
→外資系企業など上司が海外からきているところは、PTAで休むというとほめられるところもある。
●マンモス校なのに、おやじの会ができない。どこから発足していけばよいのか?
→スタートは一人の発起人がいたら声をかけてできるが、自分はPTA会長の立場を利用して、校長や
本部役員をくどき、その熱意が伝わったんだと思う。
→母親はすぐにうちとけるが、父親は最後まで距離感ある。
お父さんには何か明確な役割が必要である。
→新しく協力してくれるお父さんは増えて年に一人か二人、無理じいしては続かない。
●ネットワークを広げたい!まずは垂水区で…神戸市では年に1回集まって活動を確認するが、
数が増えていないのが問題である。
しかし、すぐに効果見えなくても、10年後には大きく違うと思う。
●今は小学校の活動が対象であるが、10年先のイメージは沸かないが、地域とかかわりが出来たと
思うので、地域の活動もがんばっていきます。
●月1回の定例会と言っても異業種間の集団の会であるが、何かあったとき皆で助けようと、子どもを
守るために集まっている。10年後も残って今と同じような自分たちが集い、仲間を作り、子どもたちを
守る活動の機会を作りたい。
●おやじの会の形態は色々あっていい。自分たちは地域で動けるおやじということで、塾としている。
30代~50代を地域の活動に参加させるために、自分たちが楽しみながらやっていく。
子ども中心の時もあれば、子ども1割でもいいが活動が続いて行くようにする。多様性大事!!
●おやじの会を立ち上げようとしているが資金面はどのように工面しているのか?
→自分たちは子供会と協力しているので、子供会の会費があるし、ボランティアで公園管理をして、
そちらからもお金が下りるので、ジュース代等に使用している。
→青少協からの援助や、焼きそばなどを売って資金を作っている。キャンプなどはお金を取るし、
お米は持参してもらう等工夫している。
→自分たちも楽しい会にするために会費などは取らない。基本的にお金がかかったら、参加者で
頭割りにしているが、そんなにお金のかかる事はしていない。
今の子どもはものにあふれているが全然幸せそうでない子も多い。もっと質の高い幸せが必要である。
質の高い生き方をすることに男性が気づいたので転換していく必要がある。
一人よりも二人、三人と自然に変わり、まず夫婦からそして家族が変わり、地域、市、県、全国が
質の高い取り組みを発信していくのが大事である。